Mitt rum, Bergman och jag 部屋とバリマンと私

ストックホルム大学シネマ・スタディーズ修士課程に留学中の筆者がスウェーデンの映画を中心に色々綴ることを目指しているブログです。

瑞日ダブル・インターン体験談① インターンを見つけるまで。

久しぶりの更新です。

この4月から数ヶ月、私はダブル・インターンシップをしていました。もうバタバタで、完全にブログを放置していました…。それを挽回するために、今日から数回にわたって私の瑞日ダブル・インターンシップ体験談を書きたいと思います。

そもそも、なぜインターンをすることになったかというと、マスター・プログラム1年目最後のコースにフィールド・スタディなるものを履修したため。このコースは、映画・メディア関係の機関(映画協会、アーカイヴ、美術館、配給会社、制作会社など)で最低7週間のインターンをしながら、自ら問題を設定し、インターンを通じてのフィールド・ワークを元に最低5000語のエッセイを書くという内容でした。履修前から、このコースはインターンを見つけるのが大変だから負担が大きいよ!と散々脅かされ、昨年末の最初のクラス・ミーティングでも、とにかくインターン見つけるのが第一ステップだから難しいけど頑張ろう!と脅かし励まされていました。彼らの言葉に嘘はなかった…インターン探しはかなり難航しました。

 当初は、普段授業で通っているフィルムヒューセット内にある、Stiftelsen Ingmar Bergman (イングマル・ベルイマン・ファウンデーション)のアーカイヴでのインターンを希望していました。昨年末の時点でCEOに軽く打診し、当然OK出るだろうと期待していたのが大間違いでした…。

訳あって、現在インターン受入れはできないとチーフ・キュレーターの方からメールを頂いたのが1月末。コース担当の先生から2月中にはできれば受入れ先見つけときたいねー、というようなことを言われていたので、もう落ち込むやら焦るやら。

そこで、いっそ日本のフィルムセンターはどうか、と何の気なしにHPを見たら、ちょうどインターン募集をしている!そして応募締切りは数日後!ということで急遽書類を用意し、実家の母に頼んで郵送してもらいました。

その一方で、ストックホルムの他の機関(スウェーデン映画協会、近代美術館、ドラマーテンのアーカイヴ、配給会社などなど)にアプライしまくるも、反応なし。

本気で焦り始めていたところ、2014年交換留学の最後にボランティアをしたフォール島はベルイマン・センターにダメ元でアプライを送ることに決意。なぜここを選択肢から外していたかというと、開館が5月からとHPに書いてあり、コース終了までに7週間を消化できないと考えていたためでした。しかし、もはや背に腹は変えられないと、アーティスティック・ディレクター宛に直接アタックしたら、これが大正解でした!

このセンターは毎年6月最終週にベルイマン・ウィークという映画祭を開催していて、私がボランティアとして参加した2014年は現アーティスティック・ディレクターのデビュー・イヤーだったのです。おかげで彼女は私のことを覚えてくれていて、二つ返事でOK、近々ストックホルムに行くから直接会って実際的なことを話しましょうと言ってくれました。開館は5月からだけど、今シーズンの準備のため、センターの活動自体はすでに始まっていて、3月・4月頃から受入れ可能とのことだったのです。

突如、狂喜乱舞のところへ、なんとフィルムセンターの書類選考も通過、わざわざSkypeで面接をしていただけるということに。ベルイマンセンターがほぼ決まっているような状態でしたが、できるならこちらにも是非行きたい!ということで、この時点で当初の希望を変えて、参加させていただけるのであれば夏休みの間にしたい旨お伝えしました。

ベルイマン・センターの方は、ストックホルムでの面会の際、心配の種だった7週間の住居はセンターの方で手配する、また業務の方も私の希望を考慮した上で決めるということで、何も問題がない状態になったので、その場で4月初旬〜5月中旬までのインターンシップ受入正式決定。したがって、コースのエッセイはこちらでのフィールド・ワークを元に執筆することに決定。

その一方、フィルムセンターの方も選考通過いたしまして、夏の間の私の希望期間で参加させていただけることになったのです。

というのが、ダブル・インターンシップ決定の顛末です。

特にスウェーデンの方は、ベルイマン・センターがなければまず見つからなかったと思います。私の興味の範疇がどうしてもアーカイヴ・ミュージアム寄りで、選択肢が少なかったというのも原因ですが、クラスメイトもかなり苦労していました。また、外国人・スウェーデン人問わず、一般的にスウェーデンではインターンを見つけるのが難しいとか。今振り返ると、本当に運が良かったと思います。結局ものを言うのは直接のコネクション。私がアーカイヴの方で断られたスウェーデン映画協会の、コミュニケーション部署にスウェーデン人のクラスメイトは受け入れてもらっていたのですが、確かちょっと知り合いのツテがあったとか話していた気が。よく言われることなのですが、スウェーデンはコネ社会なのですよ〜〜。

そんなこんなで無事に受入れ決定しましたが、一つめのベルイマン・センターでの7週間はもう、もう、もう、ドラマ満載の日々でした…。それについては次の投稿で!