Mitt rum, Bergman och jag 部屋とバリマンと私

ストックホルム大学シネマ・スタディーズ修士課程に留学中の筆者がベルイマンを中心に色々綴ることを目指していたブログです。全然更新できなかったので、一旦終了してもっと自分が続けやすいブログをリニューアルオープン予定です。

Misslyckad genusplogningen (ジェンダー除雪、失敗)

久しぶりの投稿で、ベルイマンと関係ないことですが面白いニュースなので取り上げてみます。 

今週、突如大雪に襲われたストックホルムでは、交通網の大混乱に加え、歩道・自転車道の不十分な除雪が原因で、滑って怪我をした人が続出したとのこと。

(私にも2・3回、本当にすってんころりんの危機がありましたが、スウェーデン人でも滑るのは同じだったようです) 

このSvDの記事は、このような現状を伝えながら、昨年導入された概念 ”jämställd snöröjning”(男女平等除雪)が失敗したと報じています。

しかし、男女平等除雪とは、一体なんぞや??

1年前のSveriges Radioの記事によれば、女性の方が自転車および公共交通を使う頻度が車を使うことの多い男性に比べて高いにも関わらず、優先的に歩道・自転車道が除雪されていないせいで、女性の方が転倒事故に見舞われる確率が高くなっていた=男女不平等である、ということで、除雪の優先順位を見直す、というアイデアだったようです。男性が多い職場への道や車道の方が除雪が行き届いているのが、男性優位の表れとされたようです。 

何でもかんでもジェンダーの平等と結びつけがちなスウェーデンならではの面白い発想だな、と思いました。

この批判を受けてか(?)今朝は窓の外で早朝から除雪車がフル稼働で安眠妨害もいいところでした…。おかげで昨日までに比べて除雪されているところは増えていましたが…。

それにしても本当にこの豪雪には驚きました。折角なのでもうちょっとちゃんとした写真を撮っておけばよかったのですが、↓のように真っ白の雪景色でした。

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来週は気温が少し上がって、雨に戻るようです。スウェーデンの11月はとにかく陰鬱だと聞かされ戦々恐々としていたところに、大雪で景色がむしろ明るくなり、この分ならやすやすと魔の11月を乗り切れそうと楽観していましたが、まだどうなるか分かりません(笑)。